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  • 執筆者の写真メビウス イエロー

世界二大似てない姉妹 その1


この人の作品観れば皆鬱が悪化するという、巨匠ラース監督の「メランコリア」。

前からすっっごく気になっていた事がシャルロットとキルスティンの姉妹役の「何がどうしてそうなった」感。しかもシャルロットが 姉 という。

リアルもシャルロットのがキルスティンよりかなり年上なので設定上間違ってはいないんだけど…なんだろう、フランス女優特有の童顔というか老けてもなおあどけない表情というか神経質そうな眉と縦長な体型、そこらへんからして若くしてドシャメシャ的に貫禄ありまくるUSA女優との違いが顕著に現れていて興味深い。

もともとは主役のジャスティン役はペネロペ・クルスだったそうで、それだったら違和感はなかったかもなと。

いやいや結局見ていたらそんなの関係なく没頭できる内容なんでしょ?と、思うでしょう。

それがラストシーンまで いやこれ赤の他人やろ でEDなのだった。そこがまたいい。


ラース監督の映画は 一度みたら二度と見たくない という意味で感銘を受けるのだけど当然この「メランコリア」も例外でなく鑑賞後に脳内お通夜みたくなるのに、その世界を覗かずにいられないのは「良かった!自分はあたおかではない!」と自覚するためなのではないかと思う今日この頃。


関係ないけど子供の頃の(生意気)シャルロットはセルジュに似てるかなーと思ってたけどやっぱカーチャンのジェーン・バーキンに似てきたなと。どっちにしても驚くほど首長すぎかっこいい。ちなみに親譲りなのかいくつか出してるアルバムもなかなか良い。

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